看護師の教育制度について

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教育・研修制度

EDUCATION

私たちの看護について

私たちの看護の3つの視点
  • 患者の立場に立ち

  • 患者の要求から出発し

  • 患者と共にたたかう看護

私たちの看護の4つの優点
  • 患者の生活と労働をみすえ、総合的な視点を持ち看護の継続性を一貫して追求してきました。

  • 命に対する差別が医療に持ち込まれてきています。
    私たちはあくまでも無差別を追求します。

  • 患者を中心に民主性を貫いてきたこと。

  • 看護実践の中で患者の人権を守り、要求を実現する立場で運動と結び付けてきたこと。

聴こう ・ 伝えよう、明日を担う看護

キラリと輝る看護

「人づくり 」 「 職場づくり 」 を念頭において実際に患者さんの要求にこたえられる看護の考え方と技術を身に付けられるよう卒後研修を制度化しています。

就職1年目から3年目までは担当者を配置し、看護技術 ・ 知識はもちろん、精神的な面のサポート体制も充実しています。

研修内容

目標

1年次

  • 科学的根拠に基づいた
    知識・技術を習得する。
  • 看護業務の実際を、患者さんを通して学び
    「医療の安全性」について習得する。
  • 社会人としての自覚やルールを学ぶ。

2年次

  • 患者さんを「 生活と労働の場」から見る視点を養い、人間観・看護観を高める。
  • 卒1の残された課題を明らかにし、
    もう一度原点に返り基礎を確なものにし、
    身につける。
  • プリセプターナースとして成長する。
    「医療の安全性」の学習を深め、マニュアルに沿った看護が実践できる。

3年次

  • リーダーシップを発揮して「職場づくり」を職責者と共に実践し、民医連運動を積極的に担う。
  • 他職種と連携を深め
    継続看護の実践ができる。
  • 科学的根拠に基づいた看護研究に取り組む。
  • 「医療の安全性」の学習を深め、
    安全・安心・信頼の看護が実践できる。

新人からのメッセージ

  • 3南:松本さん

    こんにちは。私は新人看護師として勤め、一年が経ちました。不安な事も多くありましたが日々、患者さんと向き合い、様々な経験をさせて頂くなかで、自分の行う看護に自信を持つことが出来るようになりました。また、自身の実践する看護に根拠を持つ必要性を多く感じました。これからも患者さんへの看護の実践や家族看護を通して学びを深めていき、看護師として患者に寄り添った看護を提供できるよう頑張ります。

  • 4南:境さん

    こんにちは。私は米の山病院の地域包括ケア病棟で勤務しています。地域包括ケア病棟は退院支援を中心に行っています。入職して1年4ヶ月が経ちましたが、わからないこともたくさんあり先輩方のご指導のもと日々働いています。大変な事ばかりですが、患者さん・ご家族様から学ぶことも多くとてもやりがいを感じています。
    これからも常に笑顔で患者さん一人一人に寄り添った看護を行っていけるように頑張ります。

認定看護師への道

認定看護師とは

認定看護師とは、特定の看護分野において、熟練した看護の技術や知識を用いて水準の高い看護を実践のできる看護師を増やすことを目的に日本看護協会が行っている、認定看護師認定審査に合格した看護師のことを指します。
認定看護師になった者は、水準の高い看護実践を行うのはもちろん、看護師に対する指導・相談活動を行います。

    • 皮膚・排泄ケア認定看護師 竹下 裕子

      患者さん・御家族の自己管理および
      セルフケア支援を含めたケアを行っています

      皮膚・排泄ケア認定看護師として、主に褥瘡などの創傷管理・ストーマ・排泄に関するケアに携わり、患者さん・御家族の自己管理およびセルフケア支援を含めたケアを行っています。

      特にスキンケアは、皮膚・排泄ケアの領域すべてに共通し、基礎となる部分であり、予防的に健康な皮膚を維持し体内環境を整え皮膚障害を取り除くことを目的としています。

      また、褥瘡予防ケアでは、院内の褥瘡対策チームの一員として各病棟のリンクナースや多職種と連携を図りながら活動しています。

      その他、様々な皮膚トラブルや瘻孔ケア、フットケア、また在宅や地域(他院所、施設など)の相談やケアにも対応しています。 

    • 感染管理認定看護師 染谷 涼子

      患者さんや地域の方々に安心して
      ご利用していただける病院に

      感染管理認定看護師の役割は、疫学・微生物学・感染症学などの専門的知識をベースに、施設に合った効果的な感染対策を構築することで、入院されている患者さんやご家族、病院を訪問される方々や現場で働く職員などすべての方々を感染から守るという役割を担っています。

      また、院内だけでなく地域へ出向いて日ごろの感染予防についてお話をさせていただいています。感染対策は日々進歩していますので、知識の向上を図り、病院全体で感染対策に取り組むことで患者さんや地域の方々に安心してご利用していただける病院になるよう、貢献していきたいです。

    • 集中ケア認定看護師 今井 竜太郎

      Q1:集中ケア認定看護師の役割とは
      どんなことですか

      認定看護師の役割には大きく実践・指導・相談という3つの役割があります。

      1.集中ケア認定看護師は集中治療を必要とする患者さんやその家族に対して必要なケアを安全に正しく実践する役割があります。また、実際の臨床現場において困ったことや難しいことについてスタッフと一緒に対応策を考えたり、必要な知識や技術を伝達して看護の質を高めながら学習を行っています。向上心があるスタッフのモチベーションを高める役割もあります。集中ケア認定看護師といっても、集中ケア領域だけでなく救急から慢性期にかけてのケアを行う役割があります。

      2.委員会活動では、Rapid Response System (RRS)として、急変患者さんの振り返りを行い、何が原因で、どの時点で、どういう対応が必要であったのかということを検証しています。

      急変対応に対しては、実技を基本としたBasic Life Support(BLS)やAdvanced Cardiovascular Life Support,(ACLS)の指導を行っています。ACLSやBLSは看護師だけでなく、言語療法士や管理栄養士など他職種に行っています。呼吸サポートチーム(RST)では、安全に人工呼吸器から離脱できるように、多職種のチームで毎週人工呼吸器を使用した患者さんの回診を行っています。チームの呼吸療法士を育成するための活動や、セラピストに向けた吸引指導も行なっています。新卒の看護師だけでなく、奨学生にも学習会を行なっています。

      3.自分が所属している病棟以外でも、相談があれば介入を行なっています。

      例えば、人工呼吸器の取り扱い、アラームの対応、管理方法などの相談や、眠れない患者さんの対応など多岐に渡ります。

      Q2:認定取得してよかったことは何ですか

      細胞レベルでの学習を深めることができ、患者さんへのケアの実践や、家族看護や看護師としての倫理について学びを深めることができました。それらの実践では、根拠に基づき自信をもって実践できるようになったことです。そして、全国の専門看護師や認定看護師と交流を持つことができ、業務に流さずに、看護を突きつめていく大切さを実感しました。

      Q3:ホームページをご覧の方に一言

      米の山病院は、人材育成には理解ある職場です。向上心があり、ステップアップを考えていたり、お互いに育ち合える看護師さんは、是非一緒に働いてください。お待ちしています。