放射線科のご紹介

診療科・部門

clinical department

放射線科

部門紹介

放射線科の紹介

放射線科では、診療放射線技師12名(男性9名、女性3名)が一般撮影装置、X線TV装置、CT、MRI、血管造影、核医学検査、骨密度測定装置、ポータブルX線撮影装置など様々な画像診断装置を用いて、安全で質の高い検査を行えるように日々努力しています。
何よりも患者さんの安全を優先し、医療被曝の最適化に努めつつ、迅速・丁寧に診断・治療に役立つ画像の提供を目指しています。放射線関連学会への参加や発表などを積極的に行い、地域医療に貢献できるよう日々研鑽を深めています。また、高度化する医療に対応するため、最新機器の導入にも力を入れています。

一般撮影装置

島津製作所 一般撮影システム 
2016年3月増設

一般撮影検査はレントゲンと呼ばれ、X線を照射し透過したX線を検出器を使って可視化することで、体の内部の様子を見る画像検査です。骨病変、肺病変、腹腔内などの診断に利用されます。より詳しく検査するために、同じ部位を多方向から撮影することもあります。

富士フィルムCALNEO Smart (FPD)
2016年3月導入

FPD(フラットパネルディテクター)装置を導入し、撮影後短時間で画像化する事が可能です。画像を読み取る時間が大幅に短縮され、検査にかかる患者様の負担が軽減されます。

ポータブル装置

Siemens社 MOBILITT XP Hybrid
2020年1月導入

ベッドサイド専用の移動式レントゲン装置です。モバイルPCとFPDと連動しているため撮影したその場で画像の確認が可能です。

透視装置

島津製作所 SONIALVISION eite
2007年4月導入

X線を使って体内の撮影や透視を行っています。健診ではバリウムによる胃X線検査、消化器や呼吸器、整形外科などの診療科より依頼の検査も行います。内視鏡的乳頭筋切開術(EST)や経皮的胆道・胆嚢ドレナージ(PTCD)、経気管支肺生検(TBLB)など内視鏡やエコーを併用した検査と治療も可能です。

Philips社 BV Vectra 2017年5月更新

整形外科の手術等で使用される外科用イメージです。
CT装置

Philips社 IQon Spectral CT
2021年11月導入

X線CT装置は、短い時間で体内の断面情報を得る検査装置です。この度、当院が導入しました世界初の2層検出器搭載マルチスライスCT「IQon スペクトラルCT」は、1回転0.27秒というこれも世界最速のスビードにより、全身領域が従来のCTでは約15秒に対して約半分の7秒で撮影することで短い息止めが可能となり、患者様に優しい検査を提供出来るようになりました。

また、最新鋭のデュアルエネルギー撮影により様々な物質を見分ける事が出来るので、従来のX線CT装置と比較して結石の評価や造影能の向上が良くなり、患者様の病気を迅速に発見し治療にあたることが可能となりました。

臨床応用例1

 カルシウム抑制画像(CalciumSuppression)

骨中のカルシウムを認識して抑制した画像を表示することができます。

骨挫傷の領域を特定することは従来のX線CT装置では困難でしたが、カルシウムを抑制することで、新鮮な出血・浮腫を抽出することが可能となり、MRIと同等の画像を得ることができます。


MRI装置

Philips社 Ingenia 1.5CX
2021年10月導入

アナログコイルからフルデジタルコイルとなり、以前の装置と比較して画質の向上・検査時間の短縮・撮像範囲の拡大が可能となりました。
新しい圧縮センシングを用いた高速化技術“Compress SENSE”を搭載し、従来より最大50%の撮像時間短縮が可能です。MRI検査の短時間化により、患者様の負担を軽減し、快適な検査環境をご提供します。
また、新しく心臓MRIが撮像できるようになりました。被ばくの心配がなく非造影での冠動脈の撮像ができます。


ワークステーション

AMIN社 ziostation2 2021年10月導入

CTやMRIで撮影した画像を3次元処理するワークステーションです。

最新鋭の画像処理技術で日々の診断をサポートいたします。

血管造影装置

Philips社 Allura Xper 2016年3月導入

カテーテル(管)を体内の血管に入れ、心臓や肝臓などの血管造影を行っています。病変があればバルーン(風船)治療や血管塞栓術等も行っています。

RI装置

Siemens社 Symbia E 2011年10月導入

核医学検査は、アイソトープ検査またはRI(アールアイ)検査とも呼ばれ、特定の臓器や組織に集まりやすい性質を持った放射性医薬品を使って、そこから放出される放射線(ガンマ線)をガンマカメラで画像化することにより体内の様子を調べる検査です。

心疾患や認知症などの機能の異常を捉えることができます。そのほか、骨転移や腫瘍の有無などの全身検査も可能です。

画像情報システム(PACS)

PSP社 EV-Insite 2015年3月更新

PSP社 EV-Report 2021年6月導入

検査画像を院内の各端末から参照できます。過去画像との比較や画像の再構成も行うことができます。モニター診断、フィルムレス運用を行っています。

放射線情報システム(RIS)

PSP社 ARIStation 2015年3月更新

RIS端末より移送方法、感染、禁忌などあらゆる患者情報を共有化する事ができ、安全で確実な検査を行っています。また、オーダーから実施、請求まで手作業がないため、入力ミスの低減が図られます。

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