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医療法人親仁会 米の山病院

呼吸器科

呼吸器科 科長 : 永友 英之
呼吸器科
科長 : 永友 英之
呼吸器とは、呼吸するための器官、つまり肺や気管の事です。
当科では肺炎や気管支喘息などの病気とともに、公害病やじん肺等の労災職業病、そしてアレルギーの治療に取り組んでいます。
さらに、呼吸器リハビリテーション教育入院や睡眠時無呼吸検査はたいへん好評です。


主な診療対象疾患

1.胸部疾患

  • 気管支喘息
  • 肺気腫
  • 慢性気管支炎
  • その他の慢性閉塞性肺疾患
  • 気管支拡張症
  • じん肺
  • 過敏性肺臓炎
  • 肺好酸球症
  • 間質性肺疾患
  • 急性・慢性呼吸不全
  • 肺炎・気道感染症
  • 膿 胸
  • 胸 水
  • 気 胸
  • 肺 癌
  • 縦隔腫瘍
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 花粉症
  • 肺性心

施行可能な検査

  • 肺機能検査
    ├・スパイログラム
    ├・肺気量分画
    ├・肺拡散能力
    ├・気道過敏性
    ├・運動負荷試験
    └・睡眠時無呼吸検査
  • 64列MDCT ( 全身 )
  • MRI(1.5テスラ)
  • 気管支鏡
  • 誤嚥食道透視
  • 肺血流シンチグラム
  • 肺ガリウムシンチグラム
  • アレルゲン皮内テスト

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CT で撮影した画像
赤丸で囲んだ部分が肺癌
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CT で撮影した画像を
立体的に処理した画像
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気管支鏡で見た肺癌
( 赤線内 )気管支の
片方を癌がふさいでいる

取り組みの紹介

最近患者様に好評を得てきた取り組みをご紹介します。

呼吸器リハビリテーション教育入院(14日間コース)

日常生活場面の呼吸状態評価 ・ 指導、平地歩行試験、入浴動作評価、その他の動作の評価、睡眠時の呼吸評価、呼吸訓練、排痰療法、呼吸筋トレーニング、運動療法、栄養状態の評価と対策、作業療法、退院後教育プログラム

睡眠時無呼吸検査(イビキ検査)

睡眠中のイビキや無呼吸の有無を検査します。
簡易検査は在宅で、精密検査は一泊入院で測定します。
更に、治療のための検査は二泊入院です。

禁煙治療(健康保険適用)

喫煙は単なる習慣ではなく「ニコチン依存症(ND)」という病気です。
「判っているから、止めたいけど 止められない」から「病気を治す!」へ
米の山病院は、健康保険適用で禁煙治療 = ニコチン依存症治療を実施しています。

米の山病院では
睡眠時無呼吸症候群 の検査と治療をおこなっています

睡眠時無呼吸症候群 ( SAS ) はすでにご存知の方も多いと思いますが、症状としては、 いびき ・ 昼間の強い眠気 ・ 起床時の頭痛、それに高率に高血圧 ・ 糖尿病 ・ 循環器疾患を合併します。 また、交通事故が多いのもこの病気の特徴です。

しかし、正しく診断して、治療すれば何も恐い病気ではありません。
米の山病院でも PSG ( ポリソムノグラフィー ) という機器を導入し、SAS の検査と治療を行っています。

いびきをかく人、昼間ひどい眠気に襲われる人は是非1度当院を受診してみてください。 快適な睡眠を取り戻しましょう!

  

いびき 気になりませんか? 睡眠時無呼吸症候群について

最近、新幹線の運転手の居眠り運転事件がおきました。 その原因が「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」であったということが報道され、この病気があらためて注目されています。
いびきをかく方は多いと思いますが、いびきがいろいろな病気 と関係しており生命にかかわる事もあると認識している方は少ないと思います。 特にいびきをかく方に睡眠時無呼吸症候群を合併する事が多く注意が必要です。

無呼吸のたびに睡眠も中断し、患者さん自身気がつかない目覚め(脳波上の覚醒)が 頻繁に起こって熟睡できないため、日中の眠気の原因となります。 仕事の能率が落ちるなど日常生活をそこない、自動車運転事故の原因にもなります。

いびき気になりませんか?

眠気度チェック!!

設問内容 決して眠くならない 時々眠くなる時がある 2回に1回は眠くなる ほとんど眠くなる
0点 1点 2点 3点
問1 座って読書をしている時        
問2 テレビを見ている時        
問3 大勢の中で、やることがなくじっとしている時        
問4 1時間程度、車の助手席に座っている時        
問5 午後、横になることができる時        
問6 座って、他の人と話をしている時        
問7 昼食後、静かに座っている時        
問8 車の運転をしていて、1〜2分間停車するような場合        

※合計点数10点以上の方は、下記を見て診察を受けることをお勧めします

注意

睡眠時呼吸障害を適切な治療をせずに放置しておくと、狭心症や心筋梗塞、 脳卒中などの重篤な病気を引き起こすことが知られています。


症状 徴候
  • いびき
  • 日中の眠気
  • 運転中や会議中など集中していなくてはいけないのに眠くなる
  • 起床時に頭が痛い
  • 熟睡感がない
  • インポテンツ(ED)
  • 夜、何回もトイレにおきる
高血圧
肥満
不整脈
浮腫
糖尿病

無呼吸により酸素不足がおこり、脳や心臓などへ悪影響をおよぼします。 脳卒中や心臓病・高血圧などをおこしやすく、無呼吸の程度がひどければ、生命にも影響することがわかってきました。 また、糖尿病の合併も多いとされています。

毎晩いびきをかいて、日中眠気があり、肥満があり、毎日アルコールを飲み、 寝ているとき呼吸が止まっていると言われた事がある方は、この病気である可能性が高いです。

診断法は?

それでは、診断のためにはどのような検査が必要なのでしょうか。 確定のためには、ポリソムノグラフィー(PSG)といって、睡眠中の呼吸と脳波などを記録する必要があります。 PSGの測定項目は、脳波、眼球運動、呼吸(サーミスター)、換気運動、動脈血酸素飽和度、心電図、体位など多項目にわたります。 中等症以上の無呼吸症候群とわかった場合は、治療が必要となります。

PSG診断の費用は、健康保険の3割負担で、おおむね3万円程度です。

午後7時ごろ…
食事を済ませて入院

午後7時〜8時ごろ…
センサーを取り付けた後
検査開始

朝5時過ぎ…
センサーを取り外して
検査終了

朝6時ごろ…
退院



劇的に改善するCPAP療法

治療法を説明します。 無呼吸症候群が中等から重症の方は、鼻マスク持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)が有効です。 睡眠中に鼻にマスクをつけて器械で一定の圧をかけ、上気道がふさがらないようにするのです。 健康な人では苦痛に感じてしまいそうですが、無呼吸症候群の方には快適な睡眠をもたらすので、喜ばれます。 自宅で毎晩、基本的に長期間、行ないます。 CPAP療法は1981年に閉塞型睡眠時無呼吸症候群の治療に導入され、症状が劇的に改善することがわかりました。 治療効果として、無呼吸・低呼吸・いびきがなくなり、 睡眠の質が向上するので、日中の眠気もとれ、高血圧や狭心症などの合併症も改善します。 副作用は、マスクによる皮膚のかぶれや口の乾燥などがあります。 1998年から健康保険の適応になりました。

お問い合わせ
米の山病院 検査科 : 0944-51-3311

禁煙のすすめ
保険で禁煙治療を

米の山病院は、禁煙治療の保険適用認定病院です

さまざまな病気の原因であり、自らの命を縮めるだけでなく、周りの人にも迷惑をかける喫煙。
実は、喫煙は単なる習慣ではなく「ニコチン依存症(ND)」という病気です。

「判っているから、止めたいけど 止められない」 から 「病気を治す!」

当院は、健康保険適用で禁煙治療 = ニコチン依存症治療を実施しています。

禁煙外来での治療の流れ

患者さんに合わせた治療を実施禁煙外来ではおよそ次のような流れで治療が実施されます。

禁煙外来での治療の流れ 通常の肺と喫煙者の肺

《初回》

初回は、治療法の説明や喫煙の状況などがチェックされます。 また、呼気中(吐き出す息)の一酸化炭素濃度の測定、禁煙開始日の決定と 「禁煙誓約書」へのサイン、次回診察日を決定し、治療のための禁煙補助薬が処方されます。

《2回目》

初回から2週目に再診し、喫煙状況の問診を受けます。 呼気中の一酸化炭素の測定を行い、禁煙補助薬の追加処方を受けます。

《3回目・4回目》

4週目、8週目の再診でも、呼気中の一酸化炭素の測定とともに、 出現した離脱症状の確認や対処法などのカウンセリングや治療を受けます。

《5回目》

12週目の再診が最終回、治療終了です。禁煙に成功していれば、そのまま禁煙を継続するためのコツが理解できています。
※保険で認められている通院回数は、初診を含めて計5回、期間は約3ヶ月です。

禁煙治療が保険適用となる条件

下の4条件をすべて満たして医師が必要と認めた場合、一定期間の禁煙治療の受診に保険が使えます(外来診療のみ)。

  1. ニコチン依存についてのスクリーニングテスト(TDS)の結果が5点以上で、ニコチン依存症と診断
  2. ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上
  3. 直ちに禁煙することを希望
  4. 「禁煙治療のための標準手順書」に則った禁煙治療について説明を受け、その禁煙治療を受けることを文書により同意

*TDS(Tobacco Dependence Screener)

設問内容 はい いいえ
1点 0点
問1 自分が吸うつもりより、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。    
問2 禁煙や本数を減らそうと試みて、できないことがありましたか。    
問3 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがとても欲しくてたまらなくなることがありましたか。    
問4 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。 (イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、 頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)    
問5 問4でうかがった症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。    
問6 重い病気にかかったときに、タバコは良くないと分かっているのに吸うことがありましたか。    
問7 タバコのせいで自分に健康問題が起きていると分かっていても、吸うことがありましたか。    
問8 タバコのせいで自分に精神的問題が起きていると分かっていても、吸うことがありましたか。    
問9 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。    
問10 タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが、何度かありましたか。    
合 計    

半数以上の挑戦者が禁煙に成功!

半数以上の挑戦者が禁煙に成功!

米の山病院では、健康保険による禁煙治療を2008年より実施しています。
これまでに、禁煙挑戦者の半数以上が禁煙に成功しています。
喫煙という病気の治療を考えているあなた、ぜひ挑戦してみませんか。

お問い合わせ
米の山病院 呼吸器科 : 0944-51-3311